足の疾患
足の疾患
足を捻挫してしまった、怪我してしまった、足首が痛い、足の指が痛い、足の指が変形している気がする、扁平足などのお悩みはありませんか?足の形は人それぞれで、症状や疾患もさまざまです。当院では、ステロイド注射やインソール療法など痛みを抑える治療を行いながら、リハビリで日常生活やスポーツへの復帰をサポートいたします。

足の痛みに関する主な疾患

足関節捻挫

どんな病気?

足の怪我では不動の1位だと思われます。その程度は、靭帯が少し傷んだだけのものから、完全断裂、中には骨折を伴うものなどさまざまです。診断を行う際には、まず骨折がないかのチェックのためにレントゲンを撮影させていただきます。骨折がないことを確認してから、局所的に痛めている靭帯の場所を確認し、エコー検査を追加します。

治療法は?

捻挫の治療は、怪我して傷めた靭帯をすぐに手術で縫合するなどということは致しません。ほとんどすべての捻挫は、まず足首の固定を行います。固定方法は、痛みが強くて足をつくことができない方にはシーネ (添え木みたいな硬い板)固定を行い、両松葉杖を使用して患肢に体重をかけないようにします。痛みの程度が軽い方には、サポーターでの固定で体重はしっかりとかけて歩行してもらうことが可能です。新しい治療として、捻挫で痛めた靭帯にステロイド(炎症を抑えるお薬)注射を行う方法があり、痛みを劇的に軽減させることができます。治療期間ですが、靭帯が完全に切れている方であれば6〜8週ほどを要しますが、軽い場合は数日~数週で軽快します。どのようにして治療していくか、スポーツであればどれくらい休むかなどについては、一緒に答えを出していけたらいいなと考えております。